日々何十件もの電話によるお問い合わせがあるので、「得意先サポーター」は欠かせない存在です。電話が鳴ると自動的にお客様の情報がモニターに表示されるので、ご契約者様なのか見込み客様なのかをはじめ、以前どのようなお問い合わせがあったのかや、現在どんなお話が進んでいるかなどが一目でわかります。詳細な契約内容やお預かりしている書類、改葬調査をしたときに写真などもすべて記録されているので、お客様のご依頼にすぐ対応できるのも強みです。またお客様によってはお墓やご供養に関わる相談内容は、親族に知られたくないと言ったご要望がある場合も。そんな注意事項も「得先サポーター」を見ればすぐわかるので、どの職員がお電話を受けてもミスのない対応ができるのです。
他にも営業担当者が外出中のときは、電話メモ機能を使ってその場でメッセージを送信。伝達ミスとタイムラグのない引き継ぎも簡単にでき重宝しています。また「どこでも内線電話」を導入しているので、他の事務所へかかってきた電話に対応することも可能。たとえば宮古島の霊園事務所が法要で忙しいときは、中城の事務所で電話を取って対応するなど、非常に効率よく仕事を進めることができています。
お客様からの予約内容を入力すると、法事で使う花や供物の注文書や、お寺のご住職への依頼書も自動で作成されます。
「得意先サポーター」をカスタマイズして、廃棄物回収車のルートづくりを行っています。契約しているお客様は毎月増減し回収する曜日も違います。また回収車両も「可燃ゴミ用」「資源ゴミ用」それぞれ何台もあり、曜日ごとに各車両の回収順序を変更する作業はとても手間がかかるものでした。しかし「得意先サポーター」を導入してからは、契約社名のアイコンを入れ替えるだけで簡単にルート変更ができるようになりました。
また、最近では企業に対し廃棄物の排出量を報告するよう義務づける自治体も増えています。そこで「得意先サポーター」でつくったルートにしたがって、回収した廃棄物の重量を入力。毎月、毎年の排出量データをお客様ごとに提出できるようにしています。